ご支援ありがとうございます。
2021年12月1日「すたあと」100号より
2021 年度は、共同募金の配分金によって、電話相談を含めた相談支援事業とステップハウスが支えられています。未成年を含めた若い人からの相談と入所が続いています。来年、成人年齢が 18 歳に引き下げられますので、現在、家や携帯電話など、何も契約ができなくて困っている 18 歳や 19 歳の人たちは大いに助かると思います。親の暴力などから避難してくる若い人の中には、しばらくの間、学園で新しい仕事や住まいを探したり、弁護士と相談したりして、20 歳を迎えるまで働いてお金を貯めた人もいます。そのような安心な生活を送れるのは、支えて下さるみなさまのおかげです。
また、NHK 歳末たすけあい助成金によって、老朽化したシェルターの防犯カメラを約10 年ぶりに買い替えることができました。入所者は加害者に似たような姿の人や、車、車の音にもビクビクして、不安と恐怖を覚えます。カメラで加害者ではないことを確認できることは、大きな安心感につながります。ありがとうございます。
2018年6月26日「すたあと」86号より
共同募金配分金は、ステップハウスや電話相談等の相談支援事業の経費に、NHK 歳末たすけあい配分金は、シェルターのための家具や防災グッズ等に使わせていただきました。これまで暴力的な環境の中で力を抜いてリラックスすることができなかった利用者が念願のヨギボーソファに抱かれて、安心、気持ちがいい感覚を味わっています。
ステップハウスは長く利用していただいた方が巣立ち、最近は様々な方がわりと短期間利用されて、次の生活につながっています。ステップハウスの利用料は困窮している利用者にとっては大きなお金ですが、運営するための資金としてはとても不十分で、共同募金や会員のみなさまのサポートなしでは到底継続できない事業です。みなさまの温かいご支援を心より感謝しています。
Gochiso
いくの学園は「gochiso.jp」という寄付サイトに寄付先団体の一つとして登録させていただきました。
登録されている店で外食をすると、食事代の1~2割が学園に寄付されるという仕組みでした。サイトが終了するまで、Gochisoのみなさま、利用されて寄付につながったみなさま、大変お世話になりました。