前身の婦人保護施設時代も含めて長い歴史のなかで、さまざまな法律(売春防止法・DV防止法など)、社会運動や時代の流れに影響されながらも、いくの学園がずっと大事にしてきたことがあります。それは、「人は人の中で守られる」。つまり、地域が必要とする支援を、その地域の人びとを中心に力を合わせてみんなでかたちにしていくことをめざしています。社会の中の暴力や搾取、人権侵害、具体的にはDVのように家族に押し付けられて社会的に見えなくされている問題に、みんなの力を合わせて立ち向かうことです。
特定非営利活動法人いくの学園は、「暴力のない、一人一人が尊重される社会」をめざしています。設立45年の婦人保護施設の経験を活かし、1998年から民間団体として活動を続けており、電話相談などの相談支援、DVシェルター、ステップハウス、広報・啓発を行っています。
DVや虐待など、親密な関係の中(男女間カップル、同性カップル、親子、兄弟姉妹、親族、友人など)の暴力から逃れたい、加害者から逃れた後の、生活、制度利用などについて相談を受けています。
一緒に考えていきますのでお電話ください。
また、いくの学園の活動は、会員の皆さまからの会費や寄付(カンパ)で成り立っています。
皆さまからの温かいご支援、お待ちしております。